噛み合わせを悪くする原因

歯は動くのです

噛み合わせって、そもそもなぜ悪くなるんでしょうか?

その前に「噛み合わせが変わるの?」と思う方も多いと思います。

「歯が動くの?」

はい、歯は動きます。

では、どのぐらいの力で歯は動くと思われますか?

歯を動かすと言えば、「矯正歯科」「矯正治療」を思い浮かべられる方もいらっしゃるかも知れません。

歯を動かすと言えば「矯正歯科」「矯正治療」

このページをご覧の中には、矯正治療を受けられた方、いらっしゃるかも知れません。

実際自分の指で歯を押してみて、歯は動きますでしょうか?

歯は動きますか?

動きません。

歯は「強い力」だからといって動く訳では無いんです。

歯は「瞬間的に強い力」が加われば、折れます。

では、どういう時に歯は動くんでしょうか?

それは「持続的な力」です。

長期間に渡る力です。

これが、歯を動かすこととなります。

例え「弱い力」、ほんの数十グラムであったとしても、持続的に力が加われば、歯は動いていってしまいます。

では、どういう事が原因で歯が動き出すのでしょう?

一番多いのが『親知らず』

まず、1番大きいのは「親不知(おやしらず)」です。

「『親不知(おやしらず)』が生えていないから」もしくは、「痛くないから」と言う事で抜かずに放置しておいた場合、どうなるんでしょうか?

「何の問題も無く生えてくる方」確かにいらっしゃいます。

ですが、私が見ている限り、日本人においては「親不知(おやしらず)」はほぼ100%悪い事をすると、今まで診させて頂いた患者さんの状況から判断をしています。

ほかの先生が「まっすぐ生えているから、抜かずに放置しておいても大丈夫」と言われた、なので残していたと言う患者さんもたくさんいらっしゃるんですけれども、実際レントゲンを撮って、その「生えている角度」であったり、その状況を見ると、ほとのどの場合、やっぱりズレています。

また、「親不知(おやしらず)を抜かずにおいておけば将来使えるかも知れない」その様な事でおいて抜かずにおいておかれた方もいらっしゃいます。

しかし残念ながら「親不知(おやしらず)」はもっとひどい事をします。

確かに「親不知」は残るかも知れません。

しかしながら、吉本が考えるには、他の歯に対して悪さをしない場合は別に抜かなくても良いと思います。

しかし、他の歯をどんどん悪くしてしまう原因となっている「親不知」に関しては、抜いた方が良いと思います。

「歯は抜いたほうが良いのか?」「おいて置いた方が良いのか?」と言う事を聞かれる方がいらっしゃいます。

その答えは「他の歯」を悪くする、「他の骨」や、「歯茎」に対して「他の関節」に対して、悪い影響を及ぼさないので在れば、抜かなくてもいいかも知れない。

しかし、「他の歯」に対して悪さをする、「他の関節」を痛めてしまう、そう言うものに関しては、その部分が残ったとしても他が崩れてしまいますので、今ある他の噛み合わせが崩れてしまいますので、それはない方が良いと思います。

せっかく矯正治療したのに、「こんなに歯がガタガタになってしまった」そう言う事をお悩みで来られる方がいらっしゃいます。

  • 「昔は綺麗だったのに、こんなに前歯がズレてきた」
  • 「上の歯が飛び出て来た」

「親不知(おやしらず)」が原因だった、というケースはすごく多いです。

余談ですが、吉本歯科医院に虫歯治療なり、歯周病治療なり、何かしらのお悩みでお越しになられた患者さまの多くが「親知らずが悪さをしているので抜きましょう」という話になるケースが多いです。

「虫歯で歯医者に来たのに、親知らずを指摘された」と、ビックリされる患者さまがこれほど多い歯科医院も日本全国どこを探してもうちくらいだと思います。

親知らずがどれほど噛み合わせに悪影響を及ぼしているか

そのことを噛み合わせの専門的な立場から痛いほど理解しているからこそ、私は患者さんにお伝えし続けております。

舌

次に、ですね。

舌の力、これも噛み合わせに対してすごく影響を及ぼします。

ほとんどの方は、矯正治療なんかしなくとも、歯はいい場所に生えてきます。

なぜなんでしょうか?

歯は、実は自分で骨の上に立っているだけでなく、舌の「内側から外側に押す力」そして、唇や頬の「外側から内側に押す力」この力の良いバランスの所に歯は保たれています。

先ほど「矯正治療は数十グラムの力で歯を動かすことが出来る」といいましたが、舌はどのぐらいの力が掛かるのでしょうか?

これは何百グラムという力です。

あっと言う間に歯は動いていってしまいます。

矯正治療において、

  • 「舌の訓練が必要である」
  • 「舌の悪い習慣を直さなければならない」

それが言われるのはそういう理由です。

いくら歯並びを良くしても、矯正装置を外した途端、舌や、唇の筋肉のバランスが悪い状態のままであれば、あっと言う間に噛み合せは崩れて行ってしまいます。

それはもう面白いほど崩れていきます。

それ程、舌は噛み合せに影響します。

骨格

骨格

次に骨格、骨ですね、「骨の形」「顎の形」「関節の形」これによっても、そこに掛かる負担が変わってきます。

また、噛む力が強い方、例えば柔道であるとか、格闘技系の方がお越しになられますと、必ず「今まで1本も虫歯が無かった、なのに突然歯が割れた」などとおっしゃられます。

噛む力

噛む力

次に噛む力、「食生活」において噛む力も、左右均等バランス良く、でないと噛み合わせは崩れていきます。

また、今でも時々、「ビールのビンを歯で開けていた」と、私に自慢気におっしゃられる患者さまがいらっしゃいますが(泣)お願いだからやめて下さい、と私は言います。

また、工事とかの施工をされる方で、「釘を口に咥えていた」そういう事で、どんどん歯がすり減っていった。

食生活

次に噛み合わせを崩す原因は「食生活」ですが、つまり毎日の食事の内容ですね。

それはすぐ思いつくかも知れませんね。

どんなものを食べているか、噛んでいるかで変わってまいります。

姿勢の癖

次に噛み合わせを崩す原因は姿勢の癖、です。

女性に多いのが、鞄、バッグですね。

バッグもしかして、いつも決まった側で持っていらっしゃいませんか?

  • 「左の肩に掛けている」
  • 「いつも左に掛けている」
  • 「右に掛けると違和感が有る」

これは明らかにズレている証拠です。

そして、頬杖

  • 「いつも右で頬杖をしている」
  • 「いつも左で頬杖をしている」
  • 「良く頬杖をしている」
  • 「何時も両方で方杖をしている」

この様な方もその力によって、「骨が変形」をして行きます。

歯が動くのは当然です。

歯が動くだけではなく、骨格まで頬杖は変えてしまいます。

そして、「普段食事をする机の位置」

例えば食事をする時に、TVを付けたりしたりして食事を食べている方、いらっしゃいますよね。

いつも同じ席で、真っ直ぐ向いていれば良いんですけども、

  • 「いつも右を見ながらTVを見ながら」
  • 「いつも左を見ながらTVを見ながら」

そうすると、どんどんとズレて行きます。

本当に、「えっ、そんな事で」と思われることが原因で噛み合わせって言うのは、崩れて行きます。

以上が間接的な噛み合わせが崩れていく大きな原因です。

また、直接的原因としては「歯周病」です。

歯を支えている骨の厚み、骨が痩せて行って支えることが出来なくなっていきます。

骨が痩せてくると歯を支えきれなくなり、当然歯がグラグラしてきますので噛み合わせがガタガタと崩れていくのです。

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診療科目:噛み合わせ専門 歯科治療
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